Process | プロジェクトの流れ
お客様との出会いから完成までの流れの一例をご紹介します。
(新築の戸建て住宅を例に)
進め方もプロジェクト毎にオーダーメイドします。
10個のプロジェクトがあれば、10通りの進め方があります。
出会いから完成まで、最短で1年半ほど掛かります。
Step 1 調査・プレゼンテーション(基本計画)
2ヶ月~
ご希望のヒアリングと基本的な現地調査、法規調査を行います。
都市分析(自然環境、周辺状況、歴史、文化・使われ方 等)を詳細に行い、設計の軸となるポイントを整理します。
1か月ほど頂いて提案を作成し、パースや図面を用いてプレゼンテーションを行います。
プレゼンテーション時に頂いたコメントを元に提案を改善していきます。
このセッションを1~2回ほど行い、プロジェクトの骨格を共有出来たら、設計監理契約へと進みます。
Contract 設計監理契約
プレゼンテーションでのご提案にもとづいて契約します。
ここから具体的に設計が始まります。
設計料は国土交通省告示98号が定めた見積基準により算出します。
(規模と用途によりますが、概ね工事費の9~18%程度になります。)
Step 2 基本設計
3ヶ月~
間取りや外観、基本的な構造や設備の計画など詳細な設計をスタートします。
打合せを何度も重ね、理想とする建物実現に向けて図面やパースを作成します。
プロジェクトの全体像が固まったら、「基本設計図書」一式を取りまとめ、実施設計へと進みます。
Step 3 実施設計
3ヶ月~
基本設計図書を元により詳細な打合せと検討を重ねていき、工事の発注できる図面(「実施設計図書」一式)を作成します。
実施設計業務と並行して、確認申請書類等の諸官庁への事前協議を行います。
Step 4 見積り精査・コスト調整
2ヶ月~
複数の施工会社(3~4社程度)にお見積りを依頼します。(ご希望の工務店がある場合は、1社のみの見積依頼の場合も)
見積り内容(項目・数量・単価など)を精査の報告および、施工会社の技術・能力を総合的に判断し助言を行います。
ご希望の予算に近づくよう設計内容を見直し、コスト調整を行います。 (昨今、建設費高騰のため、この調整期間が重要です。)
Step 5 建築確認申請
1ヶ月~
建築確認その他の申請書類一式を取りまとめて、確認検査機関や諸官庁へ提出します。(別途、確認申請手数料や検査実施手数料がかかります。)
確認済証の交付を受けてから、決定した施工会社との工事請負契約へと進みます。
Construction 工事請負契約
決定した施工会社と工事請負契約をして頂きます。(弊社も監理者として工事請負契約に立ち会います。)
工事契約図書一式を製本しお客様へ交付します。
地鎮祭(起工式)を行い、いよいよ着工です。
Step 6 着工~工事監理
7ヶ月~
工事契約図書に従って、適切な施工が行われるよう、現場監理を行います。
工事の現場管理、工程管理は、施工会社が適切に行います。
「工事監理報告書」を作成し、現場での監理状況を共有します。適宜、現場へご同行頂き、随時進捗状況を確認しながら進めていきます。
工事中、設計変更があった場合、その都度、概算見積りを作成し、変更の可否を確認します。
Step 7 竣工検査
1ヶ月~
工事終盤に確認検査機関による完了検査を受検します。(別途、検査手数料がかかります。)
施工会社による「社内検査」、弊社による「設計者検査」、お客様による「施主検査」を実施していきます。
是正項目をリストアップし、施工会社に是正を依頼します。すべての検査と是正の完了後、お引渡しとなります。
Completion 竣工・お引渡し
変更があった場合、追加工事費および設計変更費を精算します。
設計者および関係各社からの建物の取扱説明を行います。
施工会社から保証書や工事関係者リスト、完了済証、確認申請図書(副本)等のお引渡し書類をお渡しします。
工事監理業務完了報告書をお客様にお渡しして業務完了となります。
引渡しから1カ月程度を頂いて、「竣工図書」を製本し、お客様にお渡しします。
場合によっては、お披露目も兼ねて、内覧会を行うこともあります。
After Care アフターケア
使い始めると新しい気づきがあります。気になったこと、気づいたことがあればご連絡ください。その都度対応いたします。
施工会社の定期点検スケジュールに沿って、不具合などを確認し、必要な手当をして参りましょう。
定期点検と早めの手当が、大切な建物を長持ちさせる秘訣です。
※以上は概要となります。
※詳細は、初回面談にてご説明いたします。
初回ご相談は無料で対応しております。
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